大阪VMAT

災害時における動物救護対策

大阪VMAT

VMAT(Veterinary Medical Assistance Team:災害派遣獣医療チーム)とは、獣医師動物看護師、動物トレーナー、トリマーなど1チーム4〜5名で構成され、大規模災害や多くの傷病動物が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48 時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた獣医療チームのことです。災害時には人命救助を妨げない範囲で、初期の動物の保護・救出にあたるとともに、災害状況の情報収集を行います。また、避難所やシェルターにおける動物の健康管理及び人間と動物の関係を円滑にすることを主な任務とします。

2013年の福岡VMAT、2016年の群馬VMATに続き、2017年1月に日本で3番目となる大阪VMATが設立されました。現在は、災害発生時に備えた隊員の防災知識、防災技術を向上させるべく、講習会などを通じてトレーニングを行うと同時に、平時には各地域で防災講習会を行ったり、要請のある市町村の防災訓練に参加したりして、飼い主様の防災意識向上を目的とした活動をしております。

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大阪VMAT設立以前から、大阪府獣医師会では2008年2月に災害時における動物救護等対策委員会を発足させ、災害時等における動物救護活動や動物が関係する感染症対策について検討を行っています。

災害時等における動物救護対策

災害時等における動物救護対策

大阪府獣医師会では、大阪府獣医師会緊急災害時動物救護対策要領や緊急災害時動物救護活動ガイドラインを定め、災害発生時には行政機関や関係諸団体と連携協力し、家庭で飼育されている動物達への救護活動を実施する体制の整備に努めています。

(災害に備えて)

大阪府の災害時等動物救護活動ガイドラインの策定への協力や自治体等が行う避難訓練への協力等を行い、行政機関等との連携強化に努めています。

(災害発生時には)

混乱が予想される災害発生初期には、活動可能な会員動物病院が救護活動を開始します。
その後、9つある支部単位での活動へ移行し、支部内の市町村と協力し、被災動物救護所を設置し、動物達の救護と保護を実施します。
さらに、大阪府獣医師会が立ち上げる救護対策本部は、大阪府と協力して、被災動物救護センターを設置し、関係諸団体やボランティアの協力も得ながら救護活動の範囲を広げていく計画です。

感染症対策

感染症対策

平成19年に和泉市内の犬の繁殖施設で犬ブルセラ病が集団発生した事件を教訓として、大阪府獣医師会大規模感染症対策要領を制定し、動物が関係する大規模な感染症が発生した際には、行政機関等と協力して様々な活動が実施できるよう体制を整備しています。
また、動物が関係する感染症の情報を収集し、ホームページ等を通じて、感染症に対する正しい知識の発信を行っています。

動物救護活動シェーマ

下記画像をクリックすると拡大図が開きます(PDF)